助成金の申請は社会保険労務士に依頼できることをご存じでしょうか?
社会保険労務士に助成金の申請を依頼することにはメリットがあります。
この記事では社会保険労務士に助成金を申請するメリットを中心に解説します。
補助金や助成金とは?
補助金や助成金とは、国や自治体から申請に応じて支給されるお金のことです。
補助金と助成金は混同されがちですが、次のような違いがあります。
補助金:国や自治体が会社の設備投資など、何らかの取り組みを助けるために支給するお金
助成金:国(厚生労働省など)が従業員を雇用している会社に対し、育休や雇用など労働環境の整備を助けるために支給するお金
助成金には「キャリアアップ助成金」や「両立支援等助成金」など、さまざまな種類があります。
種類によって申請できる士業が異なり、厚生労働省の助成金申請は社会保険労務士の独占業務で、国・県の補助金は行政書士の独占業務になっています。
補助金や助成金の申請を社会保険労務士に依頼するメリット
厚生労働省の助成金の申請は社会保険労務士に依頼できます。
社会保険労務士に補助金や助成金の申請を任せてしまうことには4つのメリットがあります。
助成金の条件に悩まずに済む
厚生労働省の助成金の申請はどの会社でもできるわけではありません。
申請したい助成金の申請条件に該当している場合に申請可能です。
ただ、助成金の申請条件は難しいため、「自社が該当しているか?」を判断することは一苦労だと言えるでしょう。社会保険労務士に相談することで、自社が申請したい助成金の条件に該当しているか判断できます。
助成金の申請には書類の提出が必要です。必要書類の中には記載が難しいものや、「どのように書くべきか?」と困惑するようなものもあります。
社会保険労務士というプロに依頼することで、必要書類の準備や記載に悩まずに済むというメリットがあります。
業務に専念できるところもメリット
助成金の申請は、やり方だけを見ると簡単そうだと感じるかもしれません。
実際は必要書類の準備に時間がかかる他、不備による差し戻しもあり得るため、想像以上に時間と手間がかかります。助成金の申請に時間や労力を割かれ、会社の担当部署や経営者の方の業務に影響が出てしまうことも少なくありません。
社会保険労務士に一任すれば、経営者自身や担当の従業員が申請に時間や労力を割かれることなく、業務に専念できるというメリットがあります。
助成金の申請から受け取りまでスムーズになる
「社会保険労務士が申請したから」という理由で助成金の申請チェックが甘くなるわけではありません。
ただ、社会保険労務士が申請することで、国(厚生労働省)に適切なアピールができる他、申請時のミスも基本的になくなります。そのため、助成金の申請が格段にスムーズになることがメリットです。
助成金の申請から受け取りまでスムーズに行いたいなら、社会保険労務士への依頼をおすすめします。
助成金について情報提供してもらえる
助成金は終了するものがあれば、新しく導入されるものもあります。条件が変わる助成金などもあります。
社会保険労務士に申請を依頼することで、他に利用できそうな助成金のアドバイスを受けられる他、新しい助成金や変更された助成金について最新情報を教えてもらうことも可能です。
助成金の申請を社会保険労務士(社労士)に依頼するメリット|まとめ
社会保険労務士に厚生労働省の助成金申請を依頼することで業務に専念できるといったメリットや、申請から受け取りまでスムーズになるというメリットがあります。
当事務所では厚生労働省の行っている助成金の申請業務を承っています。
- うちの会社は申請できるのか?
- 自分でやろうと思ったが、想像したより難しかった
- どうしても支給を決めたい助成金がある
こういったお困り事があれば、まずはお気軽にご相談ください。
また、当事務所は社会保険労務士事務所であり、行政書士事務所でもあります。行政書士の管轄である補助金についてもご相談や申請を承れます。お気軽にご相談ください。




