多角化経営について

当事務所の長期ビジョンは、永続する専門家集団である。

今は、行政書士業、税理士業、社会保険労務士業を営んでいるが、

創業時から、永続企業になりたいという強い思いがある。

ところが、市場であり、需要は、日々変化しているので、

将来的に同じビジネスをやり続けるというのは非常に困難であろうと思う。

そこで、今のビジネスにこだわらず、

何らかの専門家であれば、何業であってもいいので、

永続して欲しいというのが、長期ビジョンに掲げた、

創業者である私の思い、考えである。

そのために、創業者である私が出来るのは、永続するために、

変化をいとわない企業体質を、今創ることである。

実際、永く続いている企業を見ると、何十年も同じことだけをやっている企業は稀で、

その都度需要に合わせて供給を変化させている企業がほとんどではないだろうか。

元々、昔からのクセなのか、創業前から現在に至るまで、

需要がある中で希少性を高めつつ、次のビジネスがないか、

常に多角化経営を考えている。

実際、自分のビジネスで言うと、

1.不景気に強いビジネスを持つ

2.好景気に強いビジネスを持つ

3.秘密(BNIの考え方をそのまま取り入れている)

ということを意識している。

1つのビジネスだけをやると、

確かにいい時はいいけれども、悪い時は悪い上に、

組織としての柔軟性、チャレンジ精神、思考力が、

失われるようで非常に恐ろしいと考えている。

永続したいという組織には向かない考え方だ。

そのためただ愚直に同じことだけをやり続けるという企業文化には、絶対にしたくない。

2年くらい前から、自分の経験則と他社の状況を見て、

なぜこういうビジネスが儲かるのか、逆に儲からないのか、

ある程度考察ができるようになってきた。

理論上儲からないものはどう頑張っても儲からないということに気付いた。

集客が出来てかつ、差別化が出来ていないと、

そもそも売上が立たず、その後のコストもコントロールできない。

ほとんどは上がる土俵で決まってしまうという事だ。

ところが、新規ビジネスを考えたときに、

こういうビジネスは儲かるなというところが先に来てしまっているために、

自分が若しくは自社が敢えてやる意義を見出せずに、

やれば儲かるんだろうなというような頭ではいるものの、

どうしても意欲がわかなかった。

恐らく、儲かるかもしれないということ以外で、

自分の中で消化できず、やる意義を見出せなかったということだ。

ところが、昨日くらいからこういうのはどうだろうと、

昔から興味があったけれど、踏み出せなかったことについて、

自分の中で少し興味が沸いてことだ出てきた。

ビジネスとしても差別化でき、やる意義も見出だせた。

なので、早速今日1人の社員と話をしてみると、

それは面白し、いいと思いますと賛同を得られた。

というわけで1年後に向けて徐々に準備を進めていきたいと思う。

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この記事を書いた人

独立開業支援専門 税理士・社会保険労務士・行政書士
飲食店・美容室・整骨院・建設業・製造業の開業がうまくいくよう日々奮闘中

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