ブログで散々書いていますが、
なぜか最近でもなお、
コンサルしていますか?とか、
コンサルやってるよね?とか、
コンサルが強みなんですよね?って、
まあまあ言われるので、
改めて書いてみたいと思います。
全くやっていません笑
最近の税理士や社会保険労務士の若手のトレンドは、
「経営の相談に乗れます」だと思う。
自分のスタンスは以前書いたように、
こういうスタンスではいるので、
経営の相談というのがどこまでのものを言うのかわからないが、
ある程度の相談には乗れるのかもしれない。
ところが、私は出来ても、私の職員が出来ない以上、
事務所全体の強みにはならず、
職員が増えれば増えるほど、
顧客が増えれば増えるほど、
トップ自らが、コンサルティングを行わなければならず、
結果として業務停滞に繋がると感じるからだ。
職員は経営者じゃないから経営の相談は乗れない。
なので、全くやっていませんと常に申し上げている。
また、もしかするとコンサルティングできる職員を、
採用すればいいじゃないかとか、
教育すればいいじゃないかと言われる人がいるかもしれないが、
そういう人を採用出来たり、教育できたとして、
自分はその人が独立したいと言ってきたときに、
引き留める術がない。
つまり、専門性を引き上げて顧客満足度を上げたつもりが、
従業員の定着に繋がらず、そのうち、
顧客が求めるコンサルを出来なくなり、
結局は、顧客の不満に繋がるのではないか。
そして、出来る従業員にとっては、
独立した方がメリットがある可能性が極めて高い。
また、コンサル出来る従業員と、
既存社員との文化の違いがどうしても出てしまうだろう。
コンサルティングが得意な人が事務作業が得意とは限らない。
というわけでうちの事務所ではコンサルティングはしておりません。
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