厚生労働省の助成金とは?
助成金とは、事業者が国(厚生労働省)に申請し給付を受けられるお金のことです。
各種助成金・奨励金等の制度(厚生労働省)
助成金の支給を受けるためには条件を満たし、必要な書類をそろえた上で申請しなければいけません。
厚生労働省の助成金にはさまざまな種類があり、事業者の状況・目的に応じて使い分けることになります。
助成金の一例として、当事務所の過去記事をご紹介します。
助成金について知りたい場合は、ぜひ過去記事も参考にしてください。
助成金の申請方法は2パターン
厚生労働省の助成金を申請するときは、2つのパターン(方法)があります。
- 自社で申請する
- 社労士に依頼して申請する
自社で申請する方法とは、助成金申請の準備と手続きをすべて経営者や自社スタッフで行う方法です。
助成金の申請には実務経験と専門知識が必要です。
そのため、自社で手続きする場合は準備や手続きで分からないことが出てくることも少なくありません。分からないところだけ行政の窓口や社労士に相談し、準備と手続きは自社で行うようなケースもあります。
もうひとつのパターンは、助成金の申請を社労士に依頼する方法です。
社労士に助成金の申請を依頼すると、書類の準備や記載などもしっかりサポートしてもらえます。
申請手続きも社労士側で行いますので、助成金申請の時間や労力といった負担が減ります。
ただ、このパターンでも、社労士に丸投げすることはできません。
助成金の申請に必要な準備の中には事業者側で記載しなければならない書類や、事業者側でしか行えない準備もあります。
社労士に依頼することで申請手続きを任せることができ、サポートも受けられますが、準備や手続きには事業者側も関与するということです。
ただ、分からないことは社労士に相談できますし、難しいところや大変なところは社労士側がサポートしますので、自社での申請よりかなりスムーズに手続きできると言えます。
助成金の申請を自社でやろうとして投げ出す事業者は少なくありません。また、申請には専門知識や実務経験が必要になります。
だからこそ、助成金の申請は社労士に依頼することをおすすめします。
助成金の申請を社会保険労務士(社労士)に依頼するメリットとは?
助成金の申請は自社でできる?自社での手続きをおすすめしない理由を解説
助成金を申請するときの流れ
社労士に助成金の申請を依頼する場合、まずは社労士選びからスタートします。
社労士選びの際は「助成金の申請に対応しているか」「助成金申請の経験や知識が豊富か」などについて確認することが重要です。障害年金の申請に特化している社労士などもいますので、専門性や得意分野については特にしっかり確認しておきましょう。
助成金の相談/依頼をする社労士を選んだら、メールや電話などで社労士事務所とコンタクトを取ります。
その次に行うのは社労士との打ち合わせです。
社労士との打ち合わせのところから具体的な流れを説明します。
流れ①社労士事務所と助成金についての打ち合わせ
社労士事務所とコンタクトを取った後は日時を決めて助成金についての打ち合わせを行います。
打ち合わせで話すのは、
- 事業者の助成金申請の目的やニーズ、困っていることについて
- 助成金申請の具体的な流れについて
- 助成金の内容や申請条件、準備、手続き、期限について
- 助成金を申請するにあたって今後行うべきこと
- 事業者が行うこと、社労士側が行うこと
- 助成金申請で発生する費用や報酬について
などです。
この他に助成金申請に関して分からないこと、困ったことがあれば打ち合わせの際に相談可能です。
なお、事業者側が「この助成金を申請したい」と希望しても、申請条件を満たすことが難しいケースがあります。
希望する助成金と事業者のニーズが一致していないケースもありますので、そういったポイントについても社労士からアドバイスを受けるという流れになっています。
流れ②社労士事務所と助成金申請の契約をする
社労士事務所と事業者の担当が打ち合わせをした後に、助成金申請など社労士に依頼する内容について報酬の見積もりを行い、契約書を出します。
- 申請する助成金の内容、受給要件
- 取り組み内容
- 契約書の内容
- 報酬
などについて確認した上で社労士事務所と正式に契約します。
正式に契約を交わした後に助成金の申請に着手するという流れです。
流れ③助成金申請の準備と申請手続き
助成金の申請では必要書類を準備しなければいけません。申請書類の作成・記載も必要です。
事業者側で記載する書類もある他、事業者側でしかできない準備もあります。社労士のアドバイスを受け、社労士と事業者で協力しながら申請準備をします。
助成金の申請準備が整ったら、社労士側で期限内に申請手続き行うという流れです。
流れ④申請した助成金の支給と経過報告
申請手続きが終わると、労働局から「支給決定通知書」が届きます。その後に助成金が入金されるという流れが基本です。社労士への報酬の支払いもこのタイミングで行います。
助成金の種類によっては経過報告が必要になります。
経過報告が必要な助成金については、助成金を受け取った後に決められた手順に従って経過報告を行います。
助成金を申請するときの注意点
助成金によりますが、申請時に就業規則などが必要になることがあります。
助成金申請の際に「就業規則など会社内のルールが重要になる」と知ってから社内ルールの見直しをすると、申請手続きまでに時間がかかってしまいます。
助成金の申請をスムーズに行うためにも、常日頃から就業規則など社内ルールの見直し、管理をしっかり行うことが注意点です。
まとめ
厚生労働省の助成金を申請する場合、社労士に依頼する方法とすべて自社で対応する方法があります。
基本的にはスムーズに申請でき、自社の業務を圧迫しない社労士に依頼する方法がおすすめです。
社労士に依頼するときの流れをまとめます。
- 社労士事務所を選びコンタクトを取る
- 社労士と助成金の打ち合わせをする
- 社労士事務所と助成金申請の契約を結ぶ
- 助成金申請の準備と申請の手続き
- 労働局から「支給決定通知書」が届き、助成金が支給される
- 助成金申請の請求書と報酬の支払い
- 助成金によっては支給後の経過報告を行う
大澤税理士社労士行政書士事務所は社労士と行政書士の両方の資格を持っており、特に厚生労働省の助成金申請業務や労務相談に力を入れています。
助成金の専門知識や申請経験の豊富さには自信があります。
助成金の申請でお悩みなら、大澤税理士社労士行政書士事務所にぜひご相談ください。

